食べ合わせ、飲み合わせ。

これってホント?言い伝えでしょ!でも・・少し気になる話。

地震からもうすぐ4ヶ月。。

衛生面の悪化などによる食中毒が気になります。一般家庭でも冷房をOFFしてお出かけ、食材を冷蔵庫に入れ忘れなど・・

それともう一つ、昔から言われている食べ合わせや飲み合わせ。

なかなか試す勇気はないですよね!

今回は、これをテーマに紹介います。

 

食に関する古くからの言い伝えで、『合食禁』とも呼ばれているそうです。

組み合わせによっては、『栄養素の吸収が悪くなる』、『栄養素を失わせたり』することも。

また、消化不良や体温・血圧の変動、かゆみの発生、中毒症状を引き起こすことも!

 

( 知っておきたい食べ合わせのポイント!)

 

『にんじんとダイコン』

にんじんがダイコンの栄養素を破壊する。にんじんに含まれるアスコルピナーゼが、ダイコンのビタミンCを壊してしまいます。

 

『ラーメンとごはん』

どちらも炭水化物。炭水化物をエネルギーに変える必要なビタミンB1をあまり含んでいません。

そのため疲労がたまりやすくなったり、肥満の原因にもなります。

 

『カニと柿』

体が冷えすぎてお腹を壊しやすくなります。どちらも体を冷やす作用があり一緒に食べると相乗効果で冷えすぎてしまう場合も。

酢やショウガなど胃の働きを活発にしてくれ体を温めるものと組み合わせるとよいでしょう。

 

『ビールとからし』

血行がよくなり過ぎてかゆみが出ることも。ビールのつまみに、からしやキムチなどの辛いものを取ると血行が良くなり過ぎます。

 

 『天ぷらとスイカ』

油と水は不仲、消化不良を起こす。スイカの水分で胃液が薄まり、消化不良を引き起こしやすくなります。油の多い食べ物と水分が多い食べ物の組み合わせには同じような作用が起こり、(うなぎ+スイカ)・(天ぷら+かき氷)なども注意です!

 

(現代はOKな食べ合わせ!?)

 

うなぎと梅干・・消化不良を起こすと言われていましたが、実際には梅干しの酸がうなぎの脂の消化を助けるようです。

 

おこわとフグ・・現代の赤飯やフグは高価な食べ物とされていたため、贅沢を慎むための言いわけでした。

 

あさりと松茸・・旬が大幅に違うため合食禁とされてきた例です。

今は保存技術が進んだため問題はありません。

 

(薬の飲み合わせ)

 

高血圧・高脂血症の薬とグレープフルーツはグレープフルーツの成分が体内の代謝酵素の働きを邪魔し、薬の分解を遅らせます。

それにより、薬の効き目が強く出てしまい副作用が現れる可能性もあります。

 

風邪薬・鼻炎薬とコーヒー&紅茶はぜんそくの薬やカフェインを含む風邪薬、鼻炎薬を服用中は緑茶・ウーロン茶なども控えて下さい。

カフェインの過剰摂取により、頭痛・血圧上昇・めまい・不眠などの症状が出る場合もあります。

 

頭痛薬・生理痛薬とあんこは、あんこの糖とでんぷんが薬のアセトアミノフェンの吸収を遅らせます。

痛みがなかなか治まりません。あとチョコレートやクラッカーも注意です。