白髪のメカニズムと原因の一つが解明!?
お借りした美容雑誌に掲載されていました。
アメリカの専門誌『FASEBジャーナル』で発表され、昨年、東京医科歯科大学の研究チームがそのメカニズムをつきとめました。
【体内に蓄積した過酸化水素が白髪の発生に関与していた!?】
勿論、あくまでも原因の一つとしてですよ。
ヘアカラー・縮毛矯正・ストレート・パーマなどの薬剤は2剤と言う薬剤を使用します。
種類によりますが、それが過酸化水素ですね!
その他、ブロム酸・臭素酸などの2剤もあるようです。
美容室では、お客様の髪質やダメージに応じて薬剤を選んでくれますし、今は頭皮や髪に残る、残留過酸化水素・残留アルカリを除去するメニューも行ってくれる美容室も増えているようです。
上記のイラストは白髪の出来るメカニズムとのことです。
専門誌『経営とサイエンス』から抜粋させていただいております。
①サブバジル領域に存在する色素幹細胞に過酸化水素などの活性酸素がアタックをかけます。
②すると色素幹細胞はサブバジル領域で大人のメラノサイトへと変化して、色素幹細胞の枯渇をもたらすそうです。
③そのため色素幹細胞が毛球部に移動しなくなる。
④結果、毛球内にメラノサイトが存在しなくなり、髪は白髪となって伸びていくとのことです。
黒髪の場合は正常に幹細胞が働きます!
専門誌『経営とサイエンス』から抜粋させていただいております。
白髪の場合は正常に幹細胞が働きません!
専門誌『経営とサイエンス』から抜粋させていただいております。
ここでまとめです。
過酸化水素など活性酸素の影響だけが白髪をつくる原因ではありません。
あくまでも、原因の一つです。
その他、老化・活性酸素・紫外線・精神的ストレスなど、ゲノムストレスが白髪の主な原因であることは間違いありません。
しかし、メラノサイトやメラニン色素を受け取る毛母幹細胞の機能不全によっても白髪は発生すると考えられます。
途中まで黒髪・・・ありますね!
これは毛球内にメラノサイトが(色素細胞)が存在していた証拠です。
つまり、ある時期まではメラノサイトが正常に働いていたということですね!
また、その反対で白髪の途中から黒髪が!?
これらの、働きはメラノサイトがつくったメラニン色素は毛球部で毛母幹細胞に受け渡される一連の動きが正常にもどった場合におこります。
某化粧品メーカーで『白斑』問題が起こりましたね!
『白斑』の研究では、この現象が報告されているようで、今後の研究課題のようです。