LINEニュースでも取り上げられていますね。
日刊SPAさんの記事から抜粋しています。
食品・アルコール・化粧品・衣料品から住宅、建材に至るまで定期的に問題になる『偽装表示』。
最近ではオーガニックシャンプーで知られるジョンマスターオーガニックの成分偽装表示が発覚したり、日本の鉄鋼業界を支えた神戸製鋼の強度品質表示の偽装が明らかになった。
こうした『偽装表示』はなぜ起こるか?
日刊SPAさんでは、消費者の品質への要求度。コスパ意識が高くなっているにもかかわらず、企業側がその要求に応える体力、管理能力がなくなっていること、流通がグローバル化して表示の基準が国内と海外両側面からの対応が必要になっていることが理由と考えられるそうです。
特に食料品や衣料品は『安くても産地がしっかりしていて、安全で、高品質』が当たり前とされる時代だが、『消費者のコスパ至上主義が生産者へのプレッシャー』となり、高品質を謳わなければ売れない。
しかし、品質向上のためにかける予算はないから偽装表示や、法律違反ではないにしても消費者を混乱させるようなグレーゾーンの表示が増えるという構図と解説してあります。
確かに良い物を開発したり、製造したりするには相当の費用や時間など、かかります・・・
商品開発を行う場合、効果が無くても人気の成分があれば付加価値が付き高く売れる!
本来使用したい成分を配合すると、コストが高くなるため代わりの○○系の成分に変える。
原料を何倍にも希釈して量を増やし、コストを低くする。
等々、化粧品関係も多いのが現実です。
これからチェックが厳しくなるのが、健康食品やサプリメントです。
既に、内容成分の表示基準が高くなり、裏レベルの表記も変わっています。
今後は一段と厳しい基準が設けられていくようで、製造側は本気で取り組まないと製造中止に追い込まれることになります。
消費者側としては、もっと安心な健康食品とサプリメントが探しやすくなります!
どの企業も良い物を作り、お客様へお届けしたい気持ちは変わっていないと信じたいですね。