次亜塩素酸に関する質問が増えています。
アルコール消毒液の不足により、ネットやテレビでも注目を浴びている!
『次亜塩素酸水』ですが・・・
イメージとしてはキッチンハイター類とよく間違えられています!
お問い合わせとご注文も殺到しており、少しお時間をいただきながら出荷しております。
質問内容で多いものを一部ご紹介致します。
「次亜塩素酸ナトリウム」と「次亜塩素酸水」の違いは?
次亜塩素酸ナトリウムはプールの殺菌や家庭で使用する塩素系の漂白剤(例:ハイター等)などに使用されています。
PHは12以上で皮膚につくと危険です。(使用時ゴム手袋使用)
今回、案内中の微酸性電解水は人体に全く影響はなく、皮膚に直接付着したとしても皮膚を除菌するのみで安全です。
また、微酸性ですから、人体にとてもやさしく、仮に誤飲してしまっても人体に全く問題のない状態のものです。
そして、水と塩酸及び塩(塩化ナトリウム)を使用して作られます。
この時、特殊な機械を通し電気分解され、抽出されるのが『次亜塩素酸電解水』です。
電気分解される次亜塩素酸水は少なく、水と塩を混ぜて作られる次亜塩素酸水が主流です。
良く紹介されている『簡単に作れる次亜塩素酸』や『自宅出来る次亜塩素酸』は、ほとんどがハイターなどの塩素系漂白剤の『次亜塩素酸ナトリウム溶液』となります。
手袋を着用して、消毒後はキレイに拭き取らなければいけません。
つまり、『次亜塩素酸ナトリウム溶液』と『次亜塩素酸電解水』とでは、全く性質が違うと言うことです!!
厚生労働省により食品添加物として認められている次亜塩素酸水は、原材料と製造方法が指定されているようです。
食品添加物としての次亜塩素水は・・・
「強酸性次亜塩素酸水」・「弱酸性次亜塩素酸水」・「微酸性次亜塩素酸水」の3つに分類され、PHと有効塩素濃度が指定されています。
- 強酸性次亜塩素酸水…PH2.7以下、 有効塩素20~60[ppm]
- 弱酸性次亜塩素酸水…PH 2.7~5.0 有効塩素10~60[ppm]
- 微酸性次亜塩素酸水…PH 5.0~6.5、 有効塩素10~30[ppm]
強酸性次亜塩素酸水と弱酸性次亜塩素酸水は塩(塩化ナトリウム)と水のみ。
微酸性次亜塩素酸水は塩酸及び塩(塩化ナトリウム)と水のみと指定されており、製造方法はいずれも電気分解だけが認められています。
次亜塩素酸水を製造するもうひとつの方法である、次亜塩素酸ナトリウムと希塩酸の混合では、食品添加物として認められないということになりなるようです。
複雑で??ですが(笑)